Project StorySystem

新サービス「QC-One」を
市場に投入せよ。

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  • 松岡 潤 松岡 潤 2007年新卒入社
    計画部
    プロジェクト・マネージャー
  • 岡本隆志 岡本隆志 2016年中途入社
    ソリューション開発部
    プロジェクト・マネージャー
  • 藤井伸幸 藤井伸幸 2007年新卒入社
    ソリューション開発部
    プロジェクト・マネージャー
  • 下崎康平 下崎康平 2020年中途入社
    ソリューション開発部
藤井伸幸さんが話している写真

プロジェクト始動

QC-Oneとは、UISのオリジナル製品で、製造業での品質管理業務をサポートするシステムです。従来はExcel®や紙でバラバラに管理されていた検査情報、規格情報を一元管理することができ、さらに、各種帳票の発行や統計分析を簡易的・効率的に行うことも可能です。QC-Oneの開発者である藤井は、プロジェクトの始まりについてこう語っています。「QC-Oneは、ある大手総合化学メーカー向けに開発した品質管理システムがルーツなのですが、それを同社のグループ会社にも展開できないかという話があり、松岡と私でパッケージ商品化を見据えて開発に着手したのがプロジェクトの始まりでした」。

松岡 潤さんが話している写真

さらなる売上アップ、
そのためのカギが、人材育成。

松岡はプロジェクトを振り返ってこう話します。「グループ会社への展開を成功させ、パッケージ化して2014年頃から一般企業への販売を開始しました。すでに実績があり、ノウハウも蓄積していた中での開発だったので、価格を抑えることもでき、スタートの売れ行きは好調でした。しかしその後、伸びが鈍化したため、ターゲット選定の見直しやそれに伴う機能の修正などを迫られました。それでも目の前の課題に地道に取り組んだ結果、5年後の売上目標を4年でクリア。今ではその3倍以上の売上額となり、UISの主力商品の1つとなりました」。売上が順調に伸びると同時にプロジェクトではメンバー不足という問題が起こりました。ブロジェクトの中心を担っている岡本は「QC-Oneはパッケージ商品なので、誰が導入しても同じクオリティでなければなりません。新しいメンバーにも、そのクオリティを維持するためには徹底した教育が不可欠でした」と人材育成の大切さについて話してくれました。最近、加入した下崎は「まだまだ経験が浅いのですが、先輩からの指導のおかげで、ようやくお客様と直接やりとりができるようになりました。お客様のニーズを聴き、それを解決するためのシステムを自分で作り上げるということに、とてもやりがいを感じています」と目を輝かせながら語ります。「下崎もそうですが、新人が入ってきたら、2年目には現場の最前線に立ってもらうことを目標に育成を行っています」と岡本は語ります。

下崎康平さんが話を聞いている写真

さらにバージョンアップさせ、
多様化するニーズに応える。

岡本は「QC- Oneの仕事では、プロジェクト・マネージャーが1人でお客様としっかりとコミュニケーションを重ねて、開発から導入まで行えるところがやりがいに繋がると思います。また、QC-Oneは機能が豊富なため、それをどう活用しお客様の課題解決に繋げていくかという提案力が腕の見せどころです。経験の浅い下崎は、いままさにそれを学んでいる真っ最中です。これを読んでいる方で、コミュニケーションを取ることが好きな方には、ぜひ一緒にチャレンジしてほしいですね。」と語ります。
QC- Oneの今後の展開を松岡はこう語ります。「より多様化するニーズに応えていくためには、QC-Oneの他に、もう1つ柱が必要でした。QC-Oneの導入をご検討いただいた品質管理部門の方からは、“もっと安価で手軽に導入できるシステムがほしい”という声もあったんです。そこで、価格をさらに下げるためには、現行の機能をどう絞っていくべきなのか、何を残すべきか、メンバー間でディスカッションを重ねた結果、SaaSのサブスクリプション方式にたどり着き、従来よりも価格面で導入しやすいQC-One Liteを完成させることができました。今後は、QC-Oneを特定業界向けに開発したり、社内の他のソリューションと連携させたりしながら、さらなるバージョンアップを図って、新しいお客様を獲得していこうと考えています」。

システムエンジニア

システム開発の種類
  • スクラッチ開発(受託開発) お客様の要望に合わせてシステムを1から開発すること。オーダーメイド。
  • パッケージ開発 特定の業務や業種で汎用的に利用できる製品(パッケージシステム)を開発。また、そのシステムをお客様に合わせてカスタマイズして提供すること。
システム構築の流れ
  1. Step1 企画・要件定義 お客様から要望をヒアリングします。システムの機能や画面レベルで詳細な内容を決めていき、お客様への提案も行います。
  2. Step2 設計 要件定義で決定した内容を設計書にまとめます。画面の動きやレイアウト、登録機能などの処理の詳細などを設計・作成します。
  3. Step3 実装 設計書をもとにプログラミングを行い、システムの画面や機能の作成を行います。
  4. Step4 テスト 作ったプログラムが正しく作動するかをテストで確認。お客様が操作することを想定してシステム全体のテストを実施します。
  5. Step5 修正 テストを実施して不具合があれば随時プログラムの修正を行います。修正が終わったら、再度テストを行い完璧なものに仕上げます。
  6. Step6 リリース テストにすべて合格したら、作成したシステムのリリースを行います。
  7. Step7 メンテナンス リリースした後も正常にシステムが動いているかを管理します。不具合が発生したら直ちにプログラムの修正を行い対応します。