パターン外観検査装置
- 業種
- 電子部品
- 検査対象
- 電子基板 シート
- 検査内容
- オープン・ショート 汚れ 印刷かすみ(にじみ) 印刷ズレ クラック 寸法 パタン形状 凹凸 キズ バリ 欠け
同一配列に特化した検査処理を標準搭載
過検出を抑制し、高精度な良否判定が実現されます
概要
モノクロ・カラー、ラインセンサカメラ(最大16K)により超高解像度の画像を撮像し、オープン・ショート、欠け、異物、凹凸などの各種欠陥を高精度に検出します。
良品ワークを画像で取り込み、マスターに品種を登録するマスター登録方式を採用しております。
この良品ワークは複数登録可能(学習機能)です。
欠陥検出イメージ

検査手法
1. 差分検査
( 対応パターン:複雑〇 大きい〇 )

取得画像と良品画像の差分から欠陥を検出
- 複数良品の登録が可能です。(統計的学習機能)
- オープン・ショート、欠け、異物、凹凸などの各種欠陥に対応します。
2. 輪郭検査 ( 対応パターン:単純〇 小さい〇 )

対象パターン輪郭を登録し、輪郭の内外欠陥を検出
- 登録:検査対象パターン輪郭を直線で囲み、マスタとなる形状を登録します。良品がなくても、登録することが可能です。
- 検査:輪郭の内側・外側を個別に検査します。例えば内側は大きい欠陥のみ検出、外側は小さい欠陥のみ検出するなど、検査強度を個別に設定することが可能です。
3. 骨格検査 ( 対応パターン:複雑〇 小さい〇 )

骨格画像の特徴点からオープンやショートの欠陥を検出
- 標準的な光学機器で微細パターン(20~50μm)の合否判定が可能です。
- オープン・ショートの欠陥に特化。5,000ピースを7.2secで解析できるため、全数検査にも対応可能です。
- 位置決めが困難な曲線パターンや伸縮・形状変化にも対応可能です。
主な機能
- 良品マスター学習機能
- 良品ワークを複数登録できる統計的学習機能
- 個別位置決め追従機能
- 各層・部品の位置ずれに対応
- 位置ずれ判定機能
- 位置ずれ寸法異常の検出
- 未検査領域軽減機能
- 多層製品において、パターン位置ずれにより生じる未登録領域も検査可能
- 過剰検出軽減機能
- 不良位置比較判定
- 機差補正
- モノクロ検査時、号機間の違いを自動補正
- 画像補正
- シェーディング、回転、各種デジタルフィルター
- 輪郭自動登録機能
- 輪郭検査時、輪郭をマウスでなぞり良品データとして登録する作業を自動化。自動認識した角を繋ぎ良品データとして登録が可能。登録データに不備がある場合は、エラー部分のみ手動調整
- 配列自動登録
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「製品部」と「ダミー部」の内、ダミー部を自動認識し、製品部だけが検査対象となるよう領域を調整する機能。製品部の形状は、格子配列、千鳥配列に対応
- ベリファイ機能
(オプション) - ベリファイ専用ソフトを使用し、ネットワーク経由で検査装置から離れた場所にて検査結果を読み込み、目視にて最終判定を実施可能
仕様
- 検査精度
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- カメラ
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ラインカメラ
高感度TDIラインセンサカメラ -
ラインセンサカメラ(主要メーカに対応)
カラーラインセンサカメラ(16,382画素、8,192画素、7,500画素)、モノクロラインセンサカメラ(16,382画素、8,192画素)
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ラインカメラ
- 照明
- 高輝度LEDライン照明 / 高輝度ドーム照明 欠陥検出に最適な照明を、選定・ご提案いたします。照明調光用ボードを搭載することで、品種ごとに最適な調光レベルを設定できます。
- 検査装置
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ご希望に合わせて様々な検査装置をオーダーメイドで提供可能です。
製品の品質安定・向上によるブランディング強化
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