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Case
導入事例

「QC-One」導入で社内統制強化を実現。将来的には複数工場・全工程を一元管理し、より安全安心な製品をお客様へお届けする体制の確立を目指しています。

株式会社淀川製鋼所様

株式会社淀川製鋼所様
呉工場 副工場長 木田様

株式会社淀川製鋼所様は、品質管理における社内統制強化を目的として「QC-One」を導入されました。今回は副工場長の木田様に導入の経緯や効果、QC-One活用における今後の展望などを伺いました。

株式会社淀川製鋼所様の業務内容

- 貴社の事業内容について教えてください。

当社は昭和10年の創業以来、半世紀以上にわたり鉄鋼メーカーとして歩んできました。
鋼板・鋼材の製造を目的として設立し、現在は「鋼板」「建材」「エクステリア」「ロール」「グレーチング」の製造・販売を行っています。

- 貴社の品質管理について、こだわりや想いをお伺いできますか?

お客様のご要望や公的規格に100%合致させることを最低限とし、そのさらに上をいく良質な製品を製造し、すべてのお客様に満足いただける製品をお届けすることを常に意識しています。

株式会社淀川製鋼所様

「QC-One」導入の経緯

- QC-Oneを導入する前の品質管理方法とシステム検討理由について教えてください。

昔は測定結果を紙に記入し、規格チェックも人の目で行っていました。
間違いが無いよう何度もチェックしますが、完全にミスを防ぐことは難しく、課題を感じていました。
またデータ量も多く、情報の管理に苦戦していたこともあり、データを一元化して社内統制を図ることができる品質管理システムの導入を検討しました。
呉工場では複数の工程でQC-Oneを使用していますが、今後は全工程でQC-Oneを活用するべく、現在準備をしています。

- QC-Oneを選定された理由を教えてください。

一番のポイントは柔軟なカスタマイズができるところです。
導入の際は担当エンジニアの方に「実現したいこと」や「譲れないポイント」をお伝えし、とことん話し合ったことで、こだわりの詰まったシステムができました。
現在の運用や要望をきちんと理解した上で提案いただいたおかげで、良いところは残しながら新たな体制を構築できました。

「QC-One」の導入効果

- QC-One導入後の効果についてお聞かせください。

検査データの抜け漏れを防止できる体制を構築できたことが一番大きいと思います。

現在、当社では複数部署にまたがって品質検査をしています。
それぞれの部署の検査結果をQC-One上で確認できるため、情報が自動的に共有でき、管理体制の強化に繋がりました。

また、導入前は各部署の作業状況を都度担当者に確認しなければならず面倒に思うこともありましたが、導入後はQC-Oneを見れば状況がすぐに分かるので、効率があがりました。

さらに、QC-Oneの中に過去からのデータが全て入っているため、「あのデータを確認したいな」と思ったときにすぐ調べられることもありがたいです。
以前は目的のデータを見つけるために過去のデータを1つずつ確認しなければならず、非常に時間がかかっていましたから、作業時間の削減にもなっています。

今後のビジョン

- QC-One活用における今後のビジョンを教えてください。

現在はめっき工程とカラー工程での導入となりますが、将来的には複数工場・全工程の情報をQC-Oneで一元管理して、よりお客様に満足いただける安全安心な製品提供に繋げていきたいです。
また、情報の見える化、共有の迅速化、データ活用促進などにより、様々な企業活動へも貢献していきたいと考えています。

- QC-One並びに宇部情報システムに対する評価をお願いします。

QC-Oneは、自社のこだわりや良さを活かしたカスタマイズを実現できるシステムだと思います。また、宇部情報システムさんは、こちらの要望をしっかりヒアリングし、理解して真摯に対応してくれるため、安心してお任せできました。

- 株式会社淀川製鋼所様、ありがとうございました。(2024年12月取材)

株式会社淀川製鋼所

「咲かせよう。ひと、まち、みらい。」をグループの企業理念に掲げ、業界トップクラスを誇るカラー鋼板などの工業製品からヨド物置などの一般消費財まで、幅広い分野で鉄鋼メーカーとしての力を発揮している。

設立
1935年
本社
大阪中央区
URL
https://www.yodoko.co.jp/

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