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Case
導入事例

カスタマイズで細かな要望にも対応可能なQC-Oneは、まさに「かゆいところに手が届く」品質管理システムです。

エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル株式会社様

エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル株式会社様
RC本部 金原様、寺門様、大池様、三浦様

エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル株式会社様は、紙・Excelベースの品質管理体制を見直すとともに、より高い品質管理レベルを目指すために「QC-One」導入を決定されました。
今回はRC本部の金原様、寺門様、大池様、三浦様に、導入までの経緯や「QC-One」ならびに宇部情報システムへの評価などをお伺いしました。

エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル株式会社様の事業内容

- 貴社の設立と事業内容について教えてください。

当社は2021年10月1日、エア・ウォーター株式会社の電材開発事業部、川崎化成工業株式会社、大東化学株式会社が合併し、エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル株式会社として発足しました。さらに2023年4月にエア・ウォーター・ベルパール株式会社の機能材料事業部が統合され今の体制となりました。

4社が合併してできた会社のため、事業内容も幅広く、石油化学製品、無機化学工業製品、炭素製品、食品機能材料等の開発、製造及び販売を行っております。代表的なものだと、住環境製品(建築資材・断熱材など)や食品添加物(日持ち向上剤、pH調整剤など)、自動車部品など、みなさんの身近な製品の原材料を提供しています。

- 貴社の品質管理についてのこだわりや想いをお伺いできますか?

「外部から不良品を入れない、製造で不良品を作らない、不良品を外に出さない」ということは非常に重要視しています。
品質管理については工場ごとでも強いこだわりを持っています。食品添加物を製造する工場では口に入れるものを取り扱っているため、安心、安全に重きを置いて、個人のスキルアップも心掛けています。
また、各工場ともに顧客満足度向上を目指し、お客様から「ありがとう」と言っていただける品質の製品、サービスの提供を心掛けています。

品質管理部門は「会社の顔」として非常に重要な部門です。また昨今は品質管理の重要性がますます高まっているからこそ、しっかりと対応してお客様に満足いただけるものを提供し続けたいと考えています。

エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル株式会社様

「QC-One」導入の経緯

- 現在の品質管理方法とシステム検討理由を教えてください。

現在は紙やExcelを使って管理をしています。具体的には、分析した値を紙に書きExcelに入力します。またExcelを使って管理図を作成しています。Excelに入力した値を使って分析表を作成し、お客様に提出することもあります。
このような紙・Excelベースの管理だと基本的には手入力になるため、作業も煩雑になり、現場担当者のストレスも非常に大きなものでした。
分析機器から出る帳票類の記録が必要なお客様には、印字された紙データを切り貼りして記録を残しており、これらの時間が実務を圧迫していると感じていました。

また、手入力だとデータの誤入力や改ざんリスクもあります。リスクが無いことが理想ですが、万が一の際に、それを必ず防止できる仕組みを作りたいとも強く考えていました。

これらの課題を解決するために、品質管理システムの調査および情報収集を行っていました。

- システムの選定基準や他社と比較した結果、なぜ「QC-One」を選定されたのか理由を教えていただけますか?

まず選定基準ですが、現場の作業負担を軽減できるということと、4社合併の際に導入した新しい基幹システムとの連携ができることが絶対条件でした。多くの品質管理システムについて調査、検討をしましたが、基幹システムとの連携実績が不十分だったり、こちらの要望を実現することが難しいなど、なかなか「これだ!」というものがありませんでした。

QC-Oneを初めて知ったのは展示会でした。その時はじっくりと話を聞く時間が無かったのですが、改めて詳細説明をお伺いしたところ、基幹システムとの連携が可能で実績も十分なこと、細かな要望にもカスタマイズで対応いただけることが分かりました。

実際にデモ環境を触って操作感を事前に確認できたことも非常に良かったです。
表示言語が日本語で分かりやすく現場担当者からも好評で、やはり実際にシステムを触る人が動かしやすいと思うものが一番大事だと強く感じました。

何度も商談を重ねる中で、開発担当の方が「できること」「できないこと」をその場でしっかり回答してくれるところもとても良かったです。「一度持ち帰って検討します」という会社さんも多いですが、その場で回答いただけると、きちんと自社のステムを分かっている感じがしてとても安心できました。

今後のビジョン

- 貴社の品質管理におけるQC-One導入後のビジョンを教えてください。

製品の品質管理での活用がメインにはなりますが、原料管理や工程管理、依頼分析などあらゆる品質管理にも展開していきたいと考えています。また、出荷トレンドやアラート機能を有効活用することで、工場全体の品質向上にも役立てたいと思っています。

今はデータ閲覧権限を持つ人のみデータを見ることができるため、データを確認するだけでひと手間も二手間もかかってしまっていますが、QC-Oneはサーバライセンスなので閲覧権限も付与しやすく、傾向管理などを製造部門でも閲覧可能とすることで、全社的に品質への関心を深め、より高いレベルの品質意識を醸成していきたいですね。

- 「QC-One」導入を検討されている方に、メッセージをいただけますか?

分かりやすいユーザインターフェースで操作性が良く、基幹システムとの連携やCSV取り込みなど、自社の運用に合わせたカスタマイズも可能なので、品質管理システムの導入を検討している方はぜひ一度ご相談してみると良いと思います。
製品以外の部分では、営業・開発担当の方がこちらの質問・相談に素早く応対してくれるので、表面上だけでなく中身まできちんと理解してくれている感じがしてとても安心できました。システム導入後も長く関係が続くからこそ、このような対応が非常に重要だと感じています。

- エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル株式会社様、ありがとうございました。(2024年8月取材)

エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル株式会社

「カチにこだわり昨日を超える機能を提供する会社」を経営ビジョンに掲げ、石油化学製品、無機化学工業製品、炭素製品、食品機能材料等、日々の生活に欠かすことのできない身近な製品の原材料を提供している。

設立
2021年
本社
神奈川県川崎市
URL
https://awpc.co.jp/

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