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Case
導入事例

品質検査の時間を1日30分削減し、対応品目数がアップ!
ベテランから若手まで、Excel感覚で即戦力になれる操作性が決め手。

古林工業株式会社様

古林工業株式会社様
品質保証部 品質保証室 品質保証課 西脇様

古林工業株式会社様は、業務効率化や作業ミスの防止を目的に、「QC-One」導入を決定されました。
今回は品質保証室 品質保証課の西脇様に、導入の経緯や効果、QC-One活用における今後の展望について伺いました。

この記事のポイント

システム導入前の課題
課内に寸法マスタを扱える担当者がおらず、更新や追加が難しい
測定結果をリアルタイムで確認できない
既存システムの操作性に課題があり、業務効率が悪い
「QC-One」の導入効果
マスタの修正や追加を、数分レベルで行えるようになった
測定結果をリアルタイムで確認できる
検査時間が1日あたり約30分削減され、1日に処理できる品目数が増加

古林工業株式会社様の事業内容

- 貴社の設立と事業内容について教えてください。

古林工業株式会社は、創業以来一貫して配管継手を製造しています。
主に日本産業規格(以下 JIS)に基づく製品を製造しています。
その他にも従来品より溶接作業箇所が少なくて済む製品や、亜鉛ガスが発生しない製品など、環境に配慮した自社オリジナルの継手の企画・製造も行っています。

- 貴社の品質管理について、こだわりや想いをお伺いできますか?

当社は、「満足される最良の製品を作る」という方針を掲げています。JIS・ISOの認証を取得し、品質を工程の中で作りこむことを念頭に置き、日々製造に努めています。
さらに、当社は、JIS規格よりも厳しい公差の社内規格を設定し、その基準に合格したもののみを出荷するよう心がけています。許容差に頼らず、徹底的に管理することで、安定した品質の製品をお客様に提供できることに自信を持っています。

「QC-One」導入の経緯

- QC-Oneを導入する前にはどのような方法で品質管理業務をされていたのでしょうか?

社内のシステム課が40年以上前に独自で作成した製品検査ソフトを利用していました。寸法検査を行い、その結果を該当ソフトへ入力していました。

- 当時、どのような課題がありましたか?

以下4つの課題がありました。

1.マスタ更新の属人化とタイムラグ
社内制作のソフトではありましたが、品質保証課内に寸法マスタを扱える担当者がおらず、更新・追加に半日以上を要していました。その間、該当ソフトによる判定ができず、紙による確認作業に戻らざるを得ず、ミスが発生しがちでした。

2.タイムリーなデータ確認ができない
測定結果をリアルタイムで確認できず、データの確認には、その都度ソフトを終了する必要がありました。

3.検査項目を手入力しないといけない
検査対象製品の入力の際、必要な項目(品目、ロット番号、客先受注番号等)を手入力していたため、手間がかかっていました。

4.操作性に課題がある
測定項目ごとに画面を切り替える必要があり、1品目あたり平均20回程度の操作が発生していました。

- 様々なシステムの中から「QC-One」を選んでいただいた理由を教えてください。

まず、QC-Oneがサーバライセンス方式であり、社内PCに無制限でインストールできる点です。他社サービスの場合、PC毎にライセンス費用が発生し、結果的に費用が高くなりました。
また、当社の業務に合わせたカスタマイズが可能であること、基幹システムとの連携ができる点もポイントでした。
さらに、n数検査(複数結果入力)に対応した検査値入力が標準機能として搭載されていることが最大の決め手でした。製品や製造条件によって検査数を変更することがあるため、各品目での標準の測定個数を設定でき、状況に応じて柔軟に検査個数を変更できる点が大きなメリットでした。

「QC-One」の導入効果

- QC-One導入後の効果についてお聞かせください。

他部署に依頼して半日以上かかっていたマスタ修正、追加を、品質管理担当者自身が数分で行えるようになりました。
また、検査入力作業を止めることなく測定結果をリアルタイムで確認できるようになりました。その際、コメント機能を活用することで、社内コミュニケーションにおける電話・メールの手間も軽減されました。
さらに、従来の社内システムと比較し、検査時間が1日あたり約30分短縮されました。これにより、1日に処理できる品目数が増加しましたほか、品目の選択間違いや入力ミスもなくなりました。
30年以上の経験を持つベテラン作業者からも新システムへの抵抗感はなく、むしろ様々な面で楽になったと好評です。社歴の浅い若手社員も、これまでで最も多くの検査項目をこなせるようになりました。
これは、QC-OneがExcelの知識だけで使いこなせることに加え、従来どおりの検査作業の流れ(測定箇所の順番等)を踏襲して、マスタ設定ができた点が大きいと感じています。

今後のビジョン

- 「QC-One」はどのような部門や規模で活用されていますか?

本社の品質保証課5名と奈良工場の検査員3名が利用しています。
奈良工場の検査員も同一システム上で検査結果を入力することで、リアルタイムなデータ確認、本社からのフォローが素早くできるようになりました。
また、品質管理担当者による統計分析においても、管理図だけではなく、様々な手法を用いた分析が行えるようになりました。

- 「QC-One」導入を検討されている方に、メッセージをいただけますか?

QC-Oneは操作感がExcelに近い自由度の高いシステムで、Excelが使用できる方ならどなたでも簡単に操作できます。また、導入支援も充実しており、導入後もきちんとサポートしていただけて、自社に合った機能や運用を提案していただけます。

- 今後どのようにQC-Oneを活用していきたいとお考えでしょうか?

現時点では、原材料受入検査、製品検査のみでの運用としていますが、将来的には工程中の初物、中間、後物検査等にも活用していきたいと考えています。
工程毎のデータを一元管理できるようになれば、共通の画面を見ながら、同じ認識で業務を進められるため、作業効率やデータ精度のさらなる向上が期待できます。

- 古林工業株式会社様、ありがとうございました。(2025年11月取材)

古林工業株式会社様

古林工業株式会社

生活に必要な水、ガス、油、空気を送る配管に欠かすことのできない配管継手の製造を行っている。創業以来培ってきた製造ノウハウを活かし、国内外の産業発展に寄与している。

設立
1919年(大正8年)
本社
大阪市西成区津守3丁目3番17号
URL
https://fkkjp.com/

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