パターン外観検査システム
パターン外観検査システムとは、16Kラインセンサカメラにより超高解像度画像を撮像し、欠陥を高精度に検出するシステムです。
マスター登録方式を採用しており、良品イメージを画像で取り込み、マスターとして登録後、比較することで欠陥を検出します。
検査対象 | 電子部品(セラミック基板・アルミ基板)、シート |
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検査内容 | バリ、キズ、クラック、寸法、凹凸、欠け、印刷かすれ、印刷にじみ、印刷ズレ、オープン/ショート、パタン形状、汚れ |
外観検査自動化の成功事例をまとめました
まずは資料請求 ▶欠陥イメージ |Defect Image

機能 |Function
- 良品マスター学習機能 (統計的登録学習)複数登録可能
- 個別位置決め追従機能 (各層/部品の位置ずれに対応)
- 位置ずれ判定機能 (位置ずれ寸法異常の検出)
- 未検査領域軽減機能 (多層製品において、パターン位置ずれにより生じる未登録領域も検査可能)
- 過剰検出軽減機能 (不良位置比較判定)
- 機差補正 (モノクロ検査時、号機間の違いを自動補正)
- 画像補正 (シェーディング、回転、各種デジタルフィルター)
- 輪郭検査機能
検査対象パターン輪郭を直線で囲み、
マスタとなる形状を登録します。
良品がなくても、登録することができます。→輪郭の内部・外部を個別に検査します。
例えば、内側は大きい欠陥を検出、
外側は小さい欠陥から検出するなど、
検出強度を個別に設定することができます。 - 輪郭自動登録機能
輪郭検査機能は、対象物の輪郭をマウスでなぞり良品データとして登録します。この膨大な手間が掛かる作業を自動化する機能を追加しました。
「自動登録」ボタンを1回押すと角(カド)を自動で認識し、認識した角を繋ぎ良品データとして登録します。登録されたデータに不備がある場合、エラー部分のみ手動で調整することができます。 - 配列自動登録
検査対象には、大きく「製品部」と「ダミー部」と呼ばれる領域があります。本来ダミー部は検査する必要がありません。逆に検査してしまうとNG判定が検出される事になります。このダミー部を自動認識し、製品部だけが検査対象となるように領域を調整する機能です。
製品部の配列形状は、格子配列、千鳥配列に対応しています。格子配列 千鳥配列
検査対象のサイズに合わせ、柔軟にカスタマイズ可能
検査対象ワークのサイズ・照明条件に合わせ、撮像分割検査/両面検査/往復検査等にお使いいただけるようカスタマイズいたします。
ベリファイ機能(オプション)
ベリファイ専用ソフトを使用し、ネットワーク経由で検査装置から離れた場所で検査結果を読み込み、目視にて最終判定を行うことができます。
スペック |Spec
対応OS | Microsoft® Windows® 10 64bit |
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外部ユニット制御(PLC) | DIO、LANまたはRS232C通信にて制御可能 |
多品種対応 |
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