QC-Oneとは

品質管理システムQC-One(キューシーワン)は、従来Excelや紙で管理されていた検査情報、各種規格値を一元管理するシステムです。品質管理システムの中枢となる検査機能のほか、成績表発行機能、統計分析機能、他システムとの連携などをお客様のご要望に応じて選択いただけます。初期投資を抑えつつ、導入効果を見ながら機能単位で段階的に拡張していくことが可能です。

品質管理システム「QC-One」の特徴

検査データの改ざん防止

検査データの「承認機能」があり、検査機能と出荷・成績表作成機能にそれぞれ承認処理を設けることで明確なデータ管理ができます。また、データが意図的に変更された場合、変更履歴情報が確認できます。「QC-One」を利用することで、近年求められるコーポレートガバナンスの整備にも貢献できます。

検査データの自動取り込み、成績表作成

様々な検査装置から直接品質管理システムにデータを取り込むことができます。
取り込んだ検査データは解析し、成績表作成・管理図・ヒストグラム・パレード図などの作成も自動で行うことができます。この自動化によって、品質管理・工程管理の工数削減と精度向上に貢献することができます。

検査データをシステムで一元管理

紙やExcelで管理するデータは、大量になるとファイルの管理業務の負荷が増加します。
QC-Oneは、品質管理・検査データ管理の専用システムとして、検査データをシステムでまとめて管理できるため、見たいデータを素早く検索して見つけることができます。また、データ連携機能(オプション)を利用すれば、基幹システムとの連携も可能です。

UP-One × QC-One

生産管理部門と品質管理部門の連携が容易になり、受注から出荷までのシームレス化、業務効率化を実現します。

機能および導入メリット

機能① 検査依頼の連携

生産管理部門にて「UP-One」から検査依頼を連携し、品質管理部門の検査業務が開始。生産管理部門が「QC-One」をご利用いただくことで、検査状況をリアルタイムに把握することができます。

機能② 出荷情報の連携

「UP-One」から出荷情報を連携し、「QC-One」で成績表を発行。「QC-One」にて出荷登録する手間を省くことができ、業務効率化が図れます。

機能③ 品目・取引先マスタ連携

「UP-One」から品目・取引先データを「QC-One」に連携。「QC-One」のマスタデータが自動更新されることで、ご担当者様のマスタ入力負荷が軽減され、かつ、マスタデータの整合性を保つことができます。