UP-One導入事例 NTフィルム株式会社様

UP-One導入事例 北一化学株式会社様

複雑な業務を「UP-One」は1つで管理できる。
ほぼノンカスタマイズで長年利用、それが「UP-One」の実力を証明しています。

北一化学株式会社
代表取締役社長 岡 正巳 様
営業グループ グループリーダー 長谷川 隆 様
営業グループ 金澤 様
営業グループ 林 様

北一化学株式会社

北海道小樽市で、ポリオレフィン系樹脂を使用した包装資材等を提供している北一化学株式会社は、その前身(当初はオフコン版)の時代から30年近く「UP-One」を利用し続けている。システムのバージョンアップは実施するも、ほぼノンカスタマイズで長年使い続けている理由などを、岡社長はじめ社員の方々に伺いました。

北一化学株式会社

  • ポリエチレンフィルム製品の製造
  • 創業:1970年
  • 本社:北海道
  • 売上高:10億円

北海道におけるポリエチレンフィルム製造の先駆け的企業。主に農業資材、水産品・林産品の包装資材の製造を行い、道内の中心産業である農業・漁業を支えている。温室効果ガス排出量削減を考慮した製品、環境へ配慮したバイオマスフィルムなどの研究開発も行い、北海道の美しい自然と人との共存に貢献する、環境にも優しい企業であることを目指している。

この記事のポイント!

・「UP-One」をオフコン版から30年近く継続利用している
・カスタマイズをほとんどせずに、ほぼすべての機能を利用している

北一化学株式会社について

御社の成り立ちについて教えてください。
当社は1970年、札幌市丘珠の八条化成という会社からはじまりました。当時はまだポリエチレンフィルム製造の創成期で、新しい会社がぽつりぽつりとできはじめた頃でした。当社もその1つで、道内では「はしり」の企業でした。
その後、北一化学工業に社名を変え、2007年に北一化学株式会社(以下、北一化学)が設立されました。北一化学になってからはまだ12年で、一昨年10周年を迎えたばかりです。
「北一」とは一般的に、「北海道で一番」という意味で使われますが、北極星の別名「北の一つ星」を表すとも言われています。当社の社名には、「北海道唯一」「オンリーワンの企業」という意味が込められていると聞いています。
主力製品について教えてください。
北海道は農業・水産業などの一次産業が中心の地域です。工業と言えば製紙業・鉄鋼業がありますが、それらの業界ではポリエチレン製品の需要はあまりありません。となると、お客様は農業・水産業者になります。
当社で製造している製品の約3割が、肥料用の袋です。1987年に今の本社所在地である小樽市銭函に移転したのですが、その際に設備を整え、肥料用袋の製造に重点を置くようになりました。印刷・製袋まで行う、ワンストップ生産をしています。その他、飼料用の袋、農業用マルチフィルムを生産しています。
水産業においては、魚箱の内袋、魚介加工品を入れる袋などを生産しています。
長谷川グループリーダー
研究開発は私が中心となり行いました。大変でしたが産官学のつながりができました。(長谷川グループリーダー)
バイオマスフィルムの研究開発をされたそうですが…。
北海道経済連合会・北海道大学・工業試験場とタッグを組んで行いました。大量に廃棄しているホタテの貝殻を再利用できないか考えたのです。貝殻の主成分である炭酸カルシウムは、焼成すると抗菌作用のある酸化カルシウムになります。これを練り込み作ったフィルムは抗菌性を持つので、生分解された際に環境にやさしい…ということで進めました。結局コストが合わず上市には至りませんでしたが、この研究開発を通じて産官学の連携ができたことは、大きな収穫でした。

「UP-One」利用について

導入経緯を教えてください。
おそらく、当時の親会社である宇部興産株式会社(以下、宇部興産)から薦められて導入したのだと思います。当社の生産の基盤であるインフレーション成形機も宇部興産が導入したと聞いているので、同様に指示されて使うようになったのだと思います。
オフコン版から利用されているとお聞きしましたが…。
はい、「UP-One」を利用しはじめて27、8年は経っていると思います。
「UP-One」導入前は、すべて台帳などに手書きで業務を回していました。生産管理というものは無く、受注した順に生産するのです。当時は「受注札」という現在の受注書のようなもので注文を管理していて、作業順の入れ替えも随時相談しながら行っていました。それでなんとか仕事ができていたのです。今でもそういう企業はあるかもしれませんが、生産管理までしようと思うと、「UP-One」のような業務システムを利用しないと難しいです。
「UP-One」を今日までずっと使われている理由は何でしょうか?
当社としては、使い勝手が良いからです。フィルム製造の生産管理はとても複雑です。例えば、生産工程にはロスもあるので、原料を何kg使用したら何mの物ができる等、単純に計算ができません。それらをひとまとめにして管理できるのが「UP-One」です。インフレから印刷・製袋工程まで一連の工程を確認できるシステムは、他には例を見ません。だから「UP-One」は業界シェアNo.1にまで成長したのでしょう。当社は発売当初から「UP-One」を利用していますが、当社への導入実績が「UP-One」の成長に貢献できていると思うと嬉しくなります。
他のシステムへの乗り換えを検討されたことはないのですか?
生産管理システムは、次々に新しいものが出ていますよね。これまでバージョンアップのタイミングは何度かありましたが、宇部情報システムさんを信用しているので、そのまま受け入れました。「UP-One」を使っていて大きな課題もなく、担当のSEの方も親切に対応してくださるので、他のシステムへの乗り換えは検討したことはありません。
ほぼカスタマイズなしで利用されているそうですが、「UP-One」は御社の業務に合っているのですか?
「UP-One」を利用して仕事ができるように、業務の方を「UP-One」に合わせた部分もありますが、それで問題なく運用できています。だからずっと使っているのでしょう。「現場に「UP-One」はこういうものだからこう使って」と指示することが普通になっています。
本来パッケージシステムは、より多くのユーザが利用できるように汎用的な設計になっています。要望はユーザごとに異なるので、カスタマイズで対応する場合もあるでしょう。しかし「UP-One」は、もともとフィルム製造加工業の業務知識・作業工程・管理方法を熟知したシステムなので、特にカスタマイズをしなくても支障なく利用できています。逆に「UP-One」に業務を合わせることで、業界の標準的な業務フローに則った進め方ができると思います。
「UP-One」の機能もほぼすべて利用されているとか。
「UP-One」の機能のうち、版管理と予算の立案以外はほぼ利用しています。機能の7、8割は使っていますね。もう少しこうなると便利だろうなという部分もあります。その場合、担当SEさんに相談しておくとバージョンアップ時に改善されることもあります。現在バージョンアップ作業をしていただいている最中なのですが、今回も要望を聞いていただけたようです。納品書が、必ず3枚1セットで印刷されていたのですが、枚数指定ができるようになるそうです。当社では2枚しか使用しないため、もったいないなと思っていたので嬉しいです。
(左から林様、金澤様)
大きなカスタマイズをしなくても、業務で問題なく使えています。(左から林様、金澤様)
「UP-One」のどんなところが便利だと思いますか?
ずっと利用していて比較対象もないので何が便利かと聞かれると、ちょっと答えに悩みます。きっとたくさんあるんでしょうけど、満足しているのであらためて出てきません。本当に業界のことをよく理解しているシステムになっていると思います。問題もなく長年利用しているということは、当社の業務に合ったシステムであると認識しています。
現場がきちんと「UP-One」に実績を登録していることが前提ですが、進捗が見えるところは便利ですね。最近はリモートデスクトップで社外から自分のパソコンに接続して確認もしています。「UP-One」1つですべての生産・進捗を見ることができるから、本当に便利です。
「UP-One」を利用してきた中で、印象に残っているできごとなどあれば教えてください。
そういえば以前、実際の在庫数と「UP-One」で管理している在庫数が全然合わない時がありました。原反の管理がうまくできておらず、また、倉庫を細分化したことでシステム上の運用が難しくなり、倉庫と現物の倉庫に違いが発生し収拾がつかなくなってしまいました。担当SEさんが山口県からということも関わらずすぐ駆けつけてくださって、無事解決しました。その後、社内会議で、「UP-One」できちんと管理できるように運用を変えることになりました。

今後と宇部情報システムへの評価・期待

岡社長
IoTもRPAも好きで大変興味がある。温湿度管理で品質保持はもちろん、従業員の労働環境も改善したい。(岡社長)
今後、IT関連で取り組んでみたいことなどあれば教えてください。
IoT、設備連携やEDI、OCR、原価管理…たびたび宇部情報システムさんからご紹介いただきますが、どれもすごく興味はあります。
以前、環境センサーの話*をお聞きしましたが、工場の温湿度をモニタリングするものはぜひ欲しいです。品質を保つためには、工場の温湿度管理は必要不可欠です。データを分析して最適な条件を確認・設定し、範囲から外れるとアラートで知らせるような仕組みがあればいいですね。
また、労働環境の改善においても、温湿度管理は重要です。北海道と言えども夏場は暑く、冬は当然寒い。従業員が快適に仕事ができる環境を用意したいと常々考えています。
*無線機能を搭載した小型のセンサーで温湿度を測定し、そのデータを「UP-One」に送信する事例。資料はこちらからダウンロードできます
UISに対する総評、今後期待することをお聞かせいただけますか?
担当SEさんは、電話をしたらいつもすぐ対応してくださいます。まるでホットラインのようです。もう、お世話になりっぱなしです。当社の業務は「UP-One」なしでは回らないと思います。つまりは宇部情報システムさんのご支援なしではやっていけません。今でも月に2、3回、問い合わせをすることがありますが、データの種類を言うだけでエラーをつきとめ、すぐに解決してくださいます。本当に助かります。
今後、IoTの導入も検討したいと思いますので、その時はまた相談にのってください。今後もよろしくお願いします。

北一化学株式会社のみなさま、お忙しい中、インタビューにお答えいただきありがとうございました。(取材年月:2020年2月)

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