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「他社製品質管理システム導入から方向転換、機能面・コスト面でよりマッチした「QC-One」を選択。
システム1つで一元管理ができ、これまでの煩わしい作業から解放されました。」

東レフィルム加工株式会社様

東レフィルム加工株式会社様

「グループ会社製品質管理システム導入から方向転換、機能面・コスト面でよりマッチした「QC-One」を選択。
システム1つで一元管理ができ、これまでの煩わしい作業から解放されました。」

東レフィルム加工株式会社様

東レ株式会社のグループ会社であり、各種合成樹脂フィルム製造・各種フィルム加工を行う東レフィルム加工株式会社は、2016年、業務改善を目的に、宇部情報システムの品質管理パッケージシステム「QC-One」を4工場(三島、高槻、福島、中津川)に同時導入しました。「QC-One」導入に至った経緯や導入プロジェクトについて、導入後の効果などを、品質保証部門、システム部の方々にお話を伺いました。

東レフィルム加工株式会社の品質管理

御社の品質管理方針において、大切にされていることをお聞かせください
当社は日ごろから、厳しい品質管理体制のもと製品の安全性と信頼性の維持・向上に努めていますが、一番大切にしていることは「お客様第一の姿勢で品質保証に取り組む」ことです。当然のことではありますが、いかに顧客満足度を高めるかを普段から意識して業務に取り組んでいます。
「品質」は経営において、重要な柱の1つです。製造業の現場ではどちらかというと「安全」が優先されがちですが、当社では「安全」と「品質」の両立に努めています。「品質」の良さは企業の競争力につながります。他社との競争においては、コストで勝つことはもちろんですが、「品質」で勝つことも重要です。当社は問題解決において、対策先行型ではなく、5ゲン主義(現場・現物・現実・原理・原則)に徹し、現場で現物を見て現実を自分の目で確認し真の原因を見極め、それに合った対処を実施しています。
品質保証部門の業務内容について、教えてください
品質保証に関わる部門には、品質保証部と工場品質保証課があります。
  • 品質保証部
    当社製品すべての品質保証業務を統括している部門が、品質保証部です。QMS(品質マネジメントシステム)の維持・向上、製品安全に関する対外的品質保証活動を行っています。
  • 工場品質保証課(各工場)
    ものづくりの現場である工場で、生産した製品の品質管理業務(製品原料の受入検査、製品検査・合否判定など)を行っています。また、品質改善活動の推進、製品の問い合わせ対応などを行っています。

「QC-One」を業務でフル活用

「QC-One」を業務でどのように使っていらっしゃいますか?
利用者は約150名(警報メールの受信者も含む)。1.検査値入力、2.合否判定、3.検査成績表作成、4.傾向管理等、「QC-One」の機能をフル活用しています。
「QC-One」では「分析依頼」として製品データを登録しますが、当社では、別途工程管理システムから製品情報(加工実績)を受信し、「QC-One」に自動登録されるよう(自動で分析依頼データができるよう)インターフェースをカスタマイズしました。
  1. 検査値入力
    検査装置・測定機器等から得た検査値を、「QC-One」に入力(登録)します。検査項目数は製品によって異なりますが、1製品20項目前後、多いもので48項目あります。 原料については、原料メーカーから提出された検査成績表の情報を「QC-One」に入力しています。
  2. 合否判定
    判定基準(規格値)をあらじかマスタに登録しておくことで、ボタン1つで合否判定ができます。
    また「QC-One」の警報メール機能を利用し、合否判定で規格異常が発生したら関係者にメールが届くようにしているので、いち早く異常に気付くことができます。
  3. 検査成績表作成
    全社で120種類の検査成績表を発行していますが、全て「QC-One」の標準機能で出力できています。表示項目・表示位置などをフォーマットに合わせて柔軟に設定できます。
  4. 傾向管理
    製品の物性値をトレンドグラフ化し工場内で共有、見たい時にすぐ傾向が確認できるようにしています。

機能・価格・納期、3拍子揃った「QC-One」

「QC-One」の導入前は、どのような方法で品質管理をされていましたか?

合否判定

最初は、用紙に書かれた検査値と、欄外、または別紙に書かれた規格値とを見比べて、合否を判定していました。
その後、Excel®に検査値を入力し、規格外であればセルの色が赤くなるよう計算式を設定して合否判定をするようになりました。
傾向管理については、代表的な製品のみ手作業でExcel®でグラフを作成し確認していました。

成績表

Excel®とWord®、一太郎を使用して成績表を作成していました。Excel®に入力されている検査値を、Word®の成績表フォーマットに手入力し成績表を作成していました。
その後、検査値が入力されたExcel®ファイルからセルの参照機能を利用することで別シートに成績表を作成したり、マクロを作成し表示したりするなど、改良は続けてきました。

データの一元管理がされておらず、スタンドアロンの複数台のパソコンにデータが保管されていました。複数のファイルを見ながら、複数のファイルにデータを手入力しなければならず、大変煩雑で、多くの時間を費やしていました。人の手で入力するので誤入力があったり、別途電卓による手計算が必要であったり、また、誤ってデータを削除してしまうなどのミスもありました。しかし、長年使用しているデータ、ファイルもありましたので、なかなか思い切って整理するということができませんでした。
ご担当者様 「他社製品も検討しましたが、当社の業務には『QC-One』が一番合っていました。」
業務改善のため、品質管理システムの導入を検討されたということですか?
品質管理システムの導入は、数年前から検討していました。他社の品質管理システムを導入しようとプロジェクトを発足し、検討を重ね、要件定義*1に長い時間と費用を費やしました。しかし、当社の業務にはマッチしておらず、必要な機能を実現するためにはかなりカスタマイズが必要で、その分コストもかかることが分かりました。 そこで、機能面・価格面から、もっと当社の業務に合うシステムがないか、インターネットで検索したところ「QC-One」を発見し、早速問い合わせました。 実はその前に、宇部情報システムさんからは基幹システムの提案を受けたことがあって、その時は残念ながらお断りしたのですが、こうして後にご縁をいただくことになりました。

*1 システム導入前に、どんな機能・性能が必要なのかを整理し、それを実現するための要件を定義する工程のこと
他に比較された製品はありましたか?
上記製品以外に、もう1つパッケージシステムを候補に挙げていました。しかし、当社が業務で使用するには、機能が不足していました。結果、「QC-One」を採用することになりましたが、社内での反発は全くなく、社長決裁に至るまでスムーズに事が進み、導入が決まりました。
「QC-One」を導入する決め手になったことはなんでしょうか?
機能、価格、そして納期です。「QC-One」には、当社の業務で最低限必要な機能が標準で揃っていました。見積価格も、当初検討していたシステムの約1/2で、必要な機能を全て揃えることができました。納期についても、機能追加や大きなカスタマイズが不要だったので、導入までの期間も短くすみました。

方向転換し「QC-One」導入プロジェクト発足

「QC-One」導入プロジェクトについて、概要を教えてください
「QC-One」を知って2ヵ月弱、名前も当初の品質管理システム導入プロジェクトから「QC-One導入プロジェクト」へ変更し、装いも新たにプロジェクトがスタートしました。
概要については、以下の通りです。
  • 導入期間:決裁承認後、約8ヵ月
  • 導入体制:
    東レフィルム加工株式会社様「QC-One」導入プロジェクト体制図
  • 当社が担当した作業:
    4工場の検査項目の整理(6名、のべ300時間)、マスタデータ・過去実績データの整備(6名、のべ970時間)、テスト用シナリオ作成(6名、のべ230時間)
導入期間中、苦労されたことはありましたか?
マスタデータ・過去実績データの整備が大変でした。
マスタデータについては、例えば、これまで当社では製品は製品名で管理してきましたが、「QC-One」では「グレード」というコードで管理する仕様なので、対応する製品を都度作業者に指示しなくてはいけませんでした。
実績データについては、過去5年間のデータの整備をしました。作業には多くの時間がかかりましたが、過去の製品の傾向管理を実現するためには、どうしても必要な作業でした。

「QC-One」で一元管理、セキュリティ強化が実現

「QC-One」の導入効果はいかがだったでしょうか?
「QC-One」を導入して改善された点は、主に以下の5点です。
  1. データの一元管理・見える化が実現
    これまで工場ごとに、複数のExcel®で管理していたデータを、「QC-One」という1つのシステムで管理できるようになり、全工場のデータがいつでもどこでも参照できるようになった。
    また、すぐトレンドグラフが作成できるので、傾向確認が簡単にでき、共有もしやすくなった。
  2. セキュリティが強化された
    Excel®では参照のみやデータ更新など、ユーザ単位に権限を設定することは非常に難しかったが、「QC-One」は、利用者ごとにアクセス権が設定できるため、権限の制御が可能になった。また、一度「承認」処理をされたデータは「承認解除」するまで変更ができないため、後工程でのデータ改ざん、誤入力防止につながった。
  3. 異常値は即発見・即対応が可能に
    規格異常を検知し関係者に警告メールを送信する機能を活用することで、異常値を自動監視し、かつ、即座に共有することができるので、対処も早くできるようになった。
  4. 属人化防止に貢献
    「QC-One」を使用することで運用方法が統一され、別の人が作業を引き継ぐことも容易になった。担当者が急に休んでも、作業の進捗や次にやるべきことが分かるようになった。
  5. 作業工数の削減
    検査値入力、合否判定、トレンドグラフ作成、成績表作成等、1人当たり平均月5h~10hの工数削減ができた。
ご担当者様 「これまでの煩わしさから解放された喜びが強く、操作性が変わることは大した問題ではありませんでした。」
以前の管理方法から運用方法も操作方法も変わりましたが、抵抗はなかったですか?
「QC-One」は、データ修正が必要な場合、管理者による承認の解除→データ確定状態の解除→データ修正…と段階を踏む必要があり、Excel®上のデータを書き換えるだけであったこれまでの方法に比べて、柔軟性が失われた部分はあります。しかし、意図しないデータの更新、データの改ざんは防止できるようになりました。
また、データを表形式で入力できるため、Excel®への入力方法と似ており、慣れるまでに時間はかかりませんでした。複数のファイルを見ながら入力していた従来のやり方に比べ煩わしさがかなり解消されたことを思うと、操作方法が変わったことなど問題ではありませんでした。
また、操作教育もしていただきましたが、導入期間の早い段階で「QC-One」デモ機をお借りできたことは、操作に慣れるには有益でした。業務の合間に、実際のデータを登録し、実務さながら使うことができました。これは、操作に慣れる早道になったと思います。

今後は検査装置との自動連携を検討

今後、品質管理において進めていきたいことはありますか?
将来的には、各検査装置から検査値を直接「QC-One」に取り込む仕組みを作りたいと考えています。現在、検査装置で得た検査結果を手入力で「QC-One」に登録していますが、装置からダイレクトに登録ができれば、途中人の手が入ることはなく、転記ミス防止・改ざん防止になります。しかし、検査装置の種類もさまざまで、長年使用している古い装置、パソコンと接続していない装置もあり、簡単には実現しないと予想しています。
各装置を調査し、実現可能な装置については、方法、費用を宇部情報システムさんにご相談させていただきます。
宇部情報システムに対する評価、今後期待することを教えてください
まずは、お礼を言いたいです。プロジェクト会議に毎回出席してもらい、我々が分からない部分や質問に対して、すぐに回答をいただきました。そのおかげで「QC-One」導入は、スケジュール通り順調に進みました。非常に感謝しています。
全体を通して、説明の丁寧さ、問い合わせに対する返答が驚くほど早く大変助かりました。当社担当作業については、事前の打ち合わせでしっかり説明していただきましたので、後からデータを修正することがほとんどありませんでした。今後、さらなる業務改善のためにも、先ほどお話した検査装置からのデータ取り込みについて、またご相談しますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

東レフィルム加工株式会社について

東レ株式会社のグループ会社。東洋メタライジング株式会社、東レ合成フイルム株式会社、東レ株式会社の包装用フィルム事業の販売業務を統合し設立される。ベースフィルムから先端フィルム加工製品までの一貫営業・技術開発体制を構築し、先端フィルム素材および高機能フィルム加工品を世界各地に供給している。設立:2004年。本社:東京都中央区。従業員数:約760名(2017年4月現在)

東レフィルム加工株式会社Webサイトはこちら

東レフィルム加工株式会社様、お忙しい中、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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